家を解体するかどうか決めるときの基準は?
2017/05/30
家が大分老朽化してしまい、そのままメンテナンスをしながら住み続けるか、それとも解体するかを迷ってしまうことがあります。
この場合、築年数は30~50年が多いが頼りすぎてはいけないといわれています。
その理由は、同じ年数が経過していても、家の造りによって持ち方は大分変わるからです。
その家が、注文住宅なのか建売かなのによっても事情は違ってきますので、解体する前に本当にその必要があるのかを考えてみることが大切です。
長く暮らせる家かどうかを判断するには、家がどういう構造なのかを知る必要があります。
家を建てる前に地盤の検査を行い、その地盤の質によって基礎の形やサイズを変えることが大切です。
住宅では鉄筋コンクリート造の布基礎やベタ基礎が一般的ですが、地盤に不安がある時にはフーチングと呼ばれる部分を広げて建物の荷重を分散させる必要があります。
建物が重い時には基礎のサイズを変更して対応させることもあるのですが、このような細かな調節を行っていないケースでは耐久性にも差が出てくると言われています。
基礎の形やサイズは同様の大きさの家ならどこでも同じだと思っている人も多いようですが、地盤や建物の大きさ、構造などに合わせて良い状態にしなければなりません。
それ以外では、建物を支えている構造材に傷みがなく耐力壁がバランス良く配置されていれば一般的な目安よりも長持ちする可能性があります。
住み始めたら湿気対策を万全にして、こまめにメンテナンスを行うことも大切です。
そして最後は自分の事情を考慮して決めなければなりませんが、まだまだ住めるという自信の元住み続けることができれば安心感が違いますので、チェックポイントとなる部分をしっかりと見直したいところです。
このように家を長持ちさせるには、構造や耐力壁といった建てる当初に見るべき点と、建てた後に気をつけるべき点があります。
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