今回は失敗しない原状回復業者の選び方についてご説明いたします。

自社施工の業者であるかどうか
管理会社や不動産会社に原状回復をまかせた場合、予想以上の金額を請求されてしまうケースがあります。
その理由として管理会社や不動産会社などでは、下請けや孫受けの施工業者を使って工事を行っているケースが多いため、「依頼主  管理会社/不動産会社 施工業者下請け業者 孫受け業者」といったピラミッド構造から複数の中間マージンが発生するために原状回復の費用が高くなってしまうのです。

そのため「自社施工の業者」を選ぶことが重要なポイントになります。

自社施工の業者とは、下請け業者を使わずに自社で工事をおこなう業者のことです。自社施工の業者にダイレクトに原状回復を依頼することで工事費を安くすませることができます。

それには「完全自社施工」の業者に依頼する事が一番です。
これは、修繕工事からクリーニングまでワンストップで任せられる業者です。
もちろん、質の高いサービスを提供出来る業者に依頼すれば、成功により近づきます。

対応がスムーズであるか
原状回復は、退去日までの時間が限られているために素早く原状回復を完了させることができる事、予定通りに原状回復を完了させることができる事が非常に重要です。そのため対応がスムーズかどうかで工期を意識しているかどうかがわかります。

また、打ち合わせや現地調査の際に、丁寧な説明と対応をしてもらえるかどうかを見ておきましょう。

近隣への配慮をしているか
原状回復をおこなうときには、「騒音」「振動」「粉じんの飛散」など、現場周辺の方々へ迷惑が掛かるケースがあります。

それが原因で現場周辺の方とのトラブルに発展するケースもあります。

施工業者がトラブルへの対処ができなかった場合、最終的には依頼主の責任となってしまいます。
そのため近隣への対応が出来ているかどうかを事前に施工業者へ確認しておくことが大切です。
原状回復は業者の質で決まります。

以上を考慮して原状回復業者を選ぶことでより効果的に原状回復が行うことができるので、業者を選ぶときには参考にしていただけたらと思います。