原状回復工事とスケルトン工事って何が違うの?プロが簡単解説!
2018/01/28
「原状回復とスケルトン工事って一緒じゃないの?」
賃貸オフィスや飲食店を移転・退去する時に出てくる言葉が原状復帰工事やスケルトン工事などです。
ですが、多くの人が原状復帰工事=スケルトン工事とおもっているかと思います。
これら原状回復工事とスケルトン工事には違いがあり、オーナーの方との賃貸オフィス契約の時に原状回復の義務が課されているのに、業者の方にはスケルトン工事を依頼したりすると原状復帰するのに追加費用がかかる場合があります。
今回ご紹介する「原状復帰工事」と「スケルトン工事」の違いを読んでトラブルを未然に防いでほしいと思います。
【原状回復工事とは?】
原状回復工事は、簡単にいうと賃貸していた物件を明け渡す際に元の借りた時の状態に戻すことを言います。
つまり、テーブルがもともと備え付けてあったなら、その備え付けてある状態で物件のオーナーに明け渡すことです。
この原状回復工事の中に内装解体工事が含まれます。
内装解体工事とは、オフィスの間仕切りや照明といった内装を解体するための工事です。
原状回復するためにまず内装の看板などを撤去する必要があるため原状回復工事の一つと言えるでしょう。
【スケルトン工事とは?】
スケルトン工事とは、建物の基本的な構造体以外の全てを取り除く工事のことを指します。
この時、床や壁、天井、配管、配線、排気設備といったものの一切を入居時の状態に戻すことを言います。
鉄筋コンクリートを例に挙げてみると、コンクリート打ちっぱなし状態にまで戻すことを言います。
つまり、入居時に椅子やテーブルが置いてあっても、退去時にはスケルトン工事によって全て撤去してしまいます。
退去時の契約としてオーナーがテナントに原状回復した状態にして戻すことを義務付けたにもかかわらず、スケルトン工事を行なったためにまた原状回復工事を追加で行わなければならなくなり、退去費用が予想外に多くなってしまうトラブルにならないように、原状回復工事とスケルトン工事の明確な違いを知っておきましょう。
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