必見!オフィスの原状回復をコストカットするには!?
2018/02/10
「入居時にもっと原状回復のことを考えて契約しておけばよかった。」
「まだまだ使える物もあるのに、もったいない。」
このようにお考えの方はいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、原状回復に高額をかけるより、これからのことにお金をかけたいですよね。
しかし、原状回復は入居時の契約内容で行われるため、それほど原状回復のことを考えていなかったケースは多いです。
当然、契約変更はできないため、契約に則って原状回復を行うしかありません。
そこで今回は、原状回復を安く済ませる方法をご紹介します。
◆オフィスの価値を向上させるもの?
原状回復は、入居した時の状態に戻すことで完了となります。
そのため、原則として入居してから増設したものは全て撤去する必要があります。
しかし、明らかにオフィスの環境を向上させると考えられるものや次の入居者にとって有益になるものに関してはオーナーと話し合って撤去せずにそのままにしておくことができます。
では、その環境を良くするものとはどのようなものがあるのでしょうか。
例えば、「採光の良くないところまで電気を引っ張って照明機器を設置した」「水道に浄水器を設置した」「クーラーを設置した」などがあります。
このように環境を向上させているものを高額な料金を払って撤去する必要はなく、そのまま残しておくことでコストカットできます。
◆買い取り交渉もできる?
原状回復はそのままおいておくこともかのですが、買い取り交渉もできます。
これは借地借家法第33条によって、借主はオーナーに対して契約終了時に造作の買い取りを要求できます。
造作とはオーナーの承諾を得て取り付けた設備や建具などの建物の価値を向上させるものをいいます。家具や備品などは造作には含まれません。
造作の買い取りを要求できるものがあるとすれば、その要求をオーナーは断ることができないため、原状回復のコストカットだけでなく、買い取ってもらった分の利益まで出ることになります。
しかし、賃貸契約に造作買取請求権の排除の特約が設けられていると請求できなくなってしまうため、注意が必要です。
◆まとめ
原状回復のコストカット方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
造作買取請求は難しいかもしれませんが、そのままおいておいた方がいいものは意外とあるため、ビルのオーナー側とよく交渉することが重要になります。
原状回復する際は是非参考にしてみてください!
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