店舗退去時の原状回復とは?「居抜き物件」と「スケルトン物件」
2018/05/03
「店舗退去時に必要な原状回復って何?」
「どこまできれいにすればいいの?」
今回は店舗退去時の原状回復について、「居抜き」と「スケルトン」について説明します。
■2種類のテナント
1.居抜き物件
飲食店などの場合、テナントと契約する際に以前の飲食店の内装や什器(じゅうき)をそのまま引き継ぐ場合があります。
これは「居抜き」物件と呼ばれ、出店時のコストを抑えられるメリットがあります。
2.スケルトン物件
居抜き物件に対し、「壁・柱・天井だけ」の状態で引き継ぐこともあります。
この状態はスケルトン状態、物件は「スケルトン物件」と呼ばれます。
内装を自分で設計・デザインできることが最大のメリットです。
その代わり、居抜き物件と比べると工事にコストと時間がかかります。
■返却時
1.退去時の原状回復
賃貸契約上、借主は退去の際に原状回復した上で貸主に物件を明け渡す必要があります。
契約書にも必ず記載されています。
ただ、どの状態を「原状」と呼ぶのかは様々です。
2.居抜き物件として返す
居抜き物件として借りた店舗は、一般的に居抜き物件として返します。
また、スケルトン物件として借りた時も、その店舗に同種の店を出したい方を紹介できる場合は、解体工事なしで退去できることもあります。
返却時の条件を契約書で確かめておきましょう。
3.スケルトン物件として返す
スケルトン状態で借りた物件はスケルトン状態で返却するのが一般的です。
また、テナント契約時に前の飲食店の設備や内装を引き継いでいても、退去時にスケルトン状態までの解体工事が必要とされることもあります。
■まとめ
店舗退去時の原状回復は、契約書を読んで「居抜き物件のままでよいかスケルトン状態まで解体する必要があるか」確認する必要があります。
株式会社モドリーノは、様々な物件の、スケルトンまでの解体工事を行っています。
また、飲食店・その他店舗・オフィス・マンション・工場など幅広く対応します。
ご連絡お待ちしております。
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