原状回復には様々なトラブルがあります。
「トラブルがあるなんて知らなかった」
「どんなトラブルがあるか分からないと不安だな」
こういったことを考えた方もおられるでしょう。
原状回復に関するトラブルは知っていれば事前に防ぐことができるものもあるのでご安心ください。
今回は不安を抱えてしまっている方のために、原状回復に関するトラブルとその解決法について解説いたします。

□原状回復に関するトラブル
＊入居時における物件状況の確認不足
これは最も大きなトラブルの原因でもあります。
物件の利用開始時の状況を使用者とオーナーがしっかりと確認していないために起こるトラブルです。

「ここは最初から破損していたのに、原状回復しないといけないの」

といったことにならないように、初期の段階で損傷・破損などが無いかどうかを確認しておくことが重要です。

 
＊契約書の内容の説明不足
これもよくあるトラブルの一つです。
オーナーが契約書の内容をしっかりと説明してなかったり、借用者が契約書の内容をあまり把握していなかったりすることが原因です。
また、双方の食い違いなども原因として考えられます。
どちらかが悪かったとしても、契約書の内容は後から変更することはできません。
必ず、契約時に契約内容を確認しておきましょう。

 
＊原状回復をしたにもかかわらず、再度工事を要請される
これは、自身で業者に依頼した際に起こりうるトラブルです。
業者に原状回復を依頼するときに、工事が必要な個所を報告のし忘れや、原状回復に関する契約内容の確認不足などが原因です。
自身で業者に依頼する際は、原状回復が必要な箇所を全て工事してもらうようにしましょう。

□まとめ
原状回復に関するトラブルとその解決法について解説いたしましたが、いかがでしょうか。
今回紹介したものだけでなく、他のトラブルも起こるかもしれません。
トラブルを回避するうえで最も重要なことは、オーナーと借用者の間でしっかりと確認を取ることです。