原状回復の際に出る臭い、対策としておすすめの方法は?
2019/04/07
賃貸物件を退去する時には物件を借りた状態にして返す原状回復義務があります。
しかし原状回復といってもどこまで元の状態に戻すのかが明確ではありません。
国土交通省が出している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、賃借人の居住、使用により建物に損害が出た場合、わざと破損・汚損した、うっかりしていて破損・汚損をさせた、放置しておけば損害が出るだろうと予見できるのにそのままにして損害を発生させてしまったという場合、借主の負担で損害を修復するようになっています。
通常の使用により畳が日焼けした、クロスが色褪せたというような場合は原状回復義務からは除かれます。
これらの修復費は毎月支払われている家賃の中に含まれているとの解釈です。
但し、このような場合でも個別具体的に契約書に記載されていて借主が了承している場合は修復する必要が出てきますので注意が必要です。
契約時に疑問点があるならば一つ一つ確認し内容を十分に理解した上で契約するようにして下さい。
退去時になってからクレームをつけても契約書に記載されているのであれば言い逃れできません。
原状回復の時に良くトラブルになるのが臭いの問題です。
タバコを吸っていたり、ペットを飼育していたりすると部屋に臭いが染みつきますので退去の時に多額の消臭費用が発生してしまいます。
対策としてはタバコを吸われるときは部屋の中では吸わないように心がけましょう。
どうしても部屋の中で吸いたい場合は換気扇の下で吸うなどの気遣いが必要でしょう。
又、ペットを飼育されている方は糞尿で汚れたシートをそのままにしておくと臭いがこもり部屋に染み込みますので注意が必要です。
これらの臭いはタバコを吸っている人、ペットを飼育している人は慣れてしまっていてわかりづらいですが、他の人はすぐ気づきます。
部屋をくさい状態にしておけば臭いが染みついて退去時に多額の請求をされることになります。
常に部屋の掃除をするよう心がけるとともに部屋の換気を良くして匂いが部屋にこもらないようにしなければなりません。
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