事故物件においての原状回復や遺品整理の注意点
2019/04/26
賃貸経営オーナーの方がかかえる様々な問題の中に、事故物件があることかと思います。
自殺や、他殺または孤独死など、部屋の利用者が室内で亡くなられるケースです。
この様な事態に直面した時、大半のオーナー様はどうしたものかときっと戸惑われることでしょう。
どうすべきなのか?こういった場合の対応は、なによりも迅速さが大切です。
亡くなった状況によってお部屋の状態も様々で、クリーニングの方法もまた異なりますが、広く血痕や肉体の腐乱によって汚れた場合、室内の原状回復には特殊清掃が必要となります。
特殊清掃とは屋内外の汚染除去、血液除去、消臭、消毒、害虫駆除、室内解体工事など、お部屋の復旧をトータルにサポートするサービスのことです。
そしてこの作業は開始が早ければ早いほどに効果を出すことが出来ます。
清掃はまさに時間との勝負です。
時間が経てば経つほどに、汚染が進み、被害が拡大してゆくのです。
清掃作業だけでは取り除けなかった染みや匂いは、最終的には大掛かりな解体工事が必要になるかもしれません。
お部屋全体の解体では大変な負担となってしまいます。
もし工事が必要だとしてもクロスやお風呂場などの一部で済む様、早い段階での清掃対応をしていきたいところです。
また、お部屋で亡くなった方の品物は大家が独断で捨てることは出来ませんのでご注意ください。保証人の家族に連絡を取り、引き取ってもらうか処分をしてもらうことになりますが、こちらは大抵の場合遺品整理の専門業者に依頼することが大半です。
遺品には本人や家族にしか分からない大切な思いや、価値があるものです。
安易に触れたり処分することのない様注意しましょう。
事故物件などの場合、最初に特殊清掃をして、それから遺品整理が始まります。
遺品整理にはなるべく遺族の方が立ち会っていただいた方が良いですが、諸事情で難しい場合もあります。
その場合は業者との密な打ち合わせを大切にしましょう。
こういった問題はいつ、誰に訪れるか分かりません。
綺麗なお部屋を取り戻すために必要なスピードと知識は、その時になってからでは間に合わない。事前の心構えだけは用意しておいた方が良いのかもしれません。
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