原状回復をする方法は以下の２通りがあります。
・オーナーが指定した業者に任せる。
・自身で業者に依頼する

「どっちを選べば良いか分からない」
「何が違うのか知りたい」
そうおっしゃる方もおられるでしょう。

実は、原状回復の工事を自身で業者に依頼することには大きなメリットがあるのです。
そこで今回は、原状回復を業者に依頼するメリットについて解説いたします。

□原状回復をオーナーに任せると
まず初めに、原状回復をオーナーに任せる場合について説明いたします。
原状回復は、物件の利用者が指定しない場合、オーナーが指定した業者が工事をします。
オーナーは確実に原状回復をすることを考えて業者を選ぶので、工賃が高くなる場合があります。

□原状回復を行う業者を自身で依頼すると
次に、原状回復を行う業者を自身で依頼する場合について説明いたします。
オーナーが指定した業者よりも自身で依頼した業者の方がコストを削減できることがあります。
また、オーナーに原状回復についてしっかり確認しなければ、トラブルが発生することがあります。

□原状回復を行う業者を自身で依頼するメリット
＊敷金が返ってくることがある
オーナーが依頼する業者よりも自身で依頼する業者の方が工事にかかる費用を抑えられます。
一般的に、原状回復にかかる費用は敷金によって賄われることが多いので、工賃が敷金よりも安ければ、敷金の一部が返ってくる場合があります。

＊使用していた備品を引き取ってくれる
業者によっては、物件利用時に使用していた備品を引き取ってくれることがあります。
処分費用がかからなくなると、原状回復の費用がかなり抑えられます。

 
□まとめ
業者に依頼して原状回復を行うことのメリットについてご紹介しました。
自身で業者に依頼すると、
・敷金が返ってくるかもしれない
・備品の処分費用が抑えられる
といったメリットがあります。
大幅なコスト削減が期待できるので、原状回復を行う際は、ぜひ業者に依頼してみてはいかがでしょうか。