「壁紙は原状回復の対象なの？」
「壁紙の貼り替えにはどれぐらいの費用がかかるの？」
こういったお悩みを抱えている方もおられるでしょう。
そこで今回は、壁紙の貼り換えにかかる費用とその注意点について解説いたします。

□壁紙の貼り換え費用
壁紙の貼り換えにかかる費用は、1平方メートル当たり約1000円～1500円となっています。
また、壁に穴を空けてしまうとさらに費用がかかってしまいます。
「1平方メートル当たり約1000円～1500円と言われるとそんなに高くない」
と思うかもしれません。
しかし、物件の壁紙を全て貼り換える必要がある場合、莫大な費用がかかってしまいます。
なので、壁紙は原状回復しなくて済むように、大切に扱いましょう。

□壁紙は原状回復の対象になるのか
壁紙は汚れやすく、原状回復の対象になることがあります。
しかし、経年劣化による傷みや損傷に関しては原状回復の対象にはならず、オーナーが貼り換え費用を負担することになっています。
家具の移動の際に壁紙にぶつけてしまったり、コーヒーを壁紙にこぼしてしまったりすると、借用者に原状回復の義務が発生してしまいます。
壁紙の貼り換え費用が高額にならないためにも、壁紙を過失で傷つけてしまわないように注意しましょう。

□壁紙の耐用年数と注意点
＊壁紙の耐用年数
壁紙の寿命は約6年とされています。
また、壁紙の扱い方によっては早く劣化してしまうことがあります。
＊壁紙の注意点
壁紙は湿気や匂いを吸いやすいです。
壁紙が水分を多く含んでしまうと、カビが発生する原因となります。
また、たばこの匂いが染みついてしまうと原状回復の対象となるので注意が必要です。

□まとめ
今回は壁紙の貼り換え費用とその注意点について解説いたしましたがいかがでしょうか。
壁紙の貼り換え費用は決して安くはありません。
過失によって壁紙を破損したり、たばこの匂いが染みついてしまったりすると、原状回復の対象になってしまうので注意しましょう。