借りていた物件を退去する時に必要な原状回復は、なかなかお金のかかる工事ですよね。
そこで、ご自分で原状回復しようと考える方も多くいらっしゃいます。
最近ではDIY(Do It Yourself)といって、専門業者でない素人が自分で何かを作ったり、修繕したりすることが流行っています。
しかし、原状回復をDIYで行って失敗してしまうケースが多くあります。
なぜ失敗しやすいのでしょうか。その理由をご紹介します。

 
□原状回復をDIYで行うと失敗しやすい事例とその理由
まず原則ですが、賃貸でDIYをする時にはオーナーさんに許可をもらってから行いましょう。
オーナーさんのものなので、勝手にDIYすると高額の請求をされるかもしれません。
それでは、失敗しやすい事例とその理由を見ていきましょう。

＊壁紙やカーペットの張替え
この時に失敗することが最も多いです。
古いものを剥がす時に下地まで傷つけてしまうことがよくあります。
下地を傷つけると下地の交換が必要になり、さらに作業が増えてしまいます。
失敗の理由は、剥がす時に専門の道具を使って丁寧に剥がしていないからです。
スルスルっと簡単に剥げる部分もありますが、傷がある部分や端っこの部分は剥がしにくくなっています。
さらに、うまく剥がせていなかったり、下地が傷ついたりしている状態では、新しいものをうまく張れません。
張る作業自体も難しいので、すべて業者に依頼するのが賢い選択です。

 
＊塗装
壁紙の汚れを塗装して入居前の状態に戻そうとすると、逆効果です。
理由は、全く同じ色に塗装することは難しく、さらに壁紙を傷めてしまうからです。
塗装すると壁紙が傷んで千切れやすくなって張替えしづらくなります。
逆に原状回復にお金がかかるので、塗装してはいけません。

 
□原状回復の作業で自分でもできること
原状回復の中でもハウスクリーニングは自分でもできる作業です。
キッチン周りの油汚れや、お風呂水垢、カーペットの染みなどは専用の道具を購入すれば、ある程度自分できれいにできます。
また、壁紙やエアコンなど一般に業者に原状回復を頼むものでも、汚れを落とすなどの最低限の作業をしておけば、費用の節約になります。

 
□まとめ
原状回復をDIYで行おうとすると失敗しやすい理由をご紹介しました。
原状回復をDIYで行って失敗してしまうと、かなりの値段がかかってしまう場合があります。
なかなか難しい作業なので、業者に依頼することをおすすめします。
モドリーノでは、原状回復のお見積りから打ち合わせ、工事まですべて引き受けております。
原状回復の工事はぜひモドリーノにお任せください。