賃貸でインターネットを使う時に必要になるのが、回線工事です。

ポケットwifiなどを使っていればインターネット回線の工事は必要ないかもしれませんが、
家族が多くポケットwifiを一人一台持つのは不経済だという場合や、
回線速度が速く安定している方が良い、パケット数を気にせずにインターネットを楽しみたいという場合には、
インターネット回線の引き込みが必要になります。

このインターネット回線は自分が入居後に付けたものとなりますので、
原状回復のために当然退去の時は回線撤去が必要になります。

「次の入居者が使うのでは？そのためにまた費用が掛かるなら置いて行ってもいいのではないのか」
と考える人もいるかもしれませんが、次の入居者がインターネット回線を引き込んで使うとは限りませんし、
原状回復の原則から言うと、撤去は行わなければいけません。

インターネットの回線撤去は工事を行わなければいけませんが、
ぎりぎりまでインターネットを使うために工事日を退去日と同じ日に行うのはおすすめしません。

退去日と引っ越し日が同じ場合、人が出入りするため工事が出来なくなりますし、
工事終了の確認なども必要となりますので再び戻ってこなければいけない、という事態になることがあります。

さらにインターネット回線の工事が多くなる春や秋の場合には、
他の工事が先に入っていて予定の時間に回線撤去を始めることができ無くなってしまうという危険性もあります。

そのため、インターネットとの回線撤去の工事日は退去日より前が良いといえます。
また、ケーブルテレビを個人的に回線を引き込んでいる場合、原状回復のためにケーブルテレビも撤去必要になります。

この場合にも工事日は退去日より前に依頼を行っておき、
退去日にはスムーズに出ていくことができるようにしておくと良いでしょう。