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「原状回復」・「スケルトン工事」「内装解体工事」の違いとは?

「原状回復」・「スケルトン工事」「内装解体工事」の違いとは?

2022/03/19

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お店やオフィスをオープン、リニューアル、移転などの際によく聞く「原状回復工事」、「スケルトン工事」「内装工事」の三つの言葉。

何だか似ていてよくわからないですよね。
今回は、この三つの違いをわかりやすく説明します。
工事に際して、役に立ててくださいね。

■原状回復工事とは
原状回復工事とは、借りたときの状態に戻す工事です。すなわち、もともと何もなければ何もない状態に、キッチンやカウンターなどがもともとついていた居抜き物件ならそのままの状態まで戻すことが、原状回復工事となります。

■内装解体工事
原状回復工事のために行う工事で、店舗やオフィスの内装を撤去するための工事を指します。看板やクロス、仕切りを変えることも内装解体工事にあたります。

主に借主が業者を選び、費用を払うC工事の区分にあたります。

■スケルトン工事
建物の構造部分以外のすべてを取り除く工事を指します。
そのため、何もない状態で借りたのならスケルトン工事=原状回復工事となりますが、居抜き物件を借りたのなら、スケルトン工事の必要性はないかもしれません。
■まとめ
原状回復工事=借りた建物を元に戻すための工事

そして、内装解体工事・スケルトン工事はその手段です。
契約書やオーナー様と話し合いをして、しっかりとどこまで元に戻すことが「原状回復」なのか把握しておきましょう。
これらの認識を共有できていないことで、大きなトラブルになってしまった事例もあるのです。

また、これらの工事の際、いくつかの業者からの見積もりを取ることで、費用を安くすることができます。

ですがテナントによっては、オーナー指定の業者でないといけないということもあるので、そちらもよく確認しておきましょう。
返さなければいけないということで、ある程度信用のおける工事のできる業者様であることが不可欠となります。

やるべき工事を正確に伝え、より上手く交渉を進めることができるといいですね。

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