皆さんは原状回復という言葉をご存知でしょうか？
原状回復とは簡単に言うと、設備の修繕をすることを指します。
例を挙げると、床、クロスの張り替え、天井塗装、窓枠塗装、ブラインド交換、補習クリーニング、照明緩急の交換、電気、ガス、電話回線の設備工事などその種類はたくさんあります。
原状回復と一緒によく内装解体やスケルトン工事という言葉が出てくると思います。
内装解体やスケルトン工事とは一体に何でしょうか？
この２つの言葉についてもざっくりと説明していきたいと思います。
内装解体は例えば飲食店でいうと、テーブルやイスの撤去、厨房機器や換気扇、空気清浄機などの内部の構造を解体する工事のことです。
主に、原状回復の前に行う作業になります。
続いて、スケルトン工事ですが、新しいテナントに新たな内装を施せるように、すべての構造を解体する作業です。
コンクリートを打った状態にするケースが多いです。
どうでしょうか？
何となく原状回復についての理解は深まったでしょうか？
原状回復の種類と、内部解体やスケルトン工事について押さえた上で、次は原状回復の特徴について述べていきます。

原状回復特徴
今回は、事務所の原状回復の特徴について説明します。
事務所の原状回復では、一般的に借主側が、それぞれの仕事内容に合わせて内装を決めているため、工事は大がかりとなる場合が多いです。
先ほども述べたように、クロス、床材、照明器具、看板の撤去などを原状回復では行いますが、テナント側がオーナーの確認をとり、自分たちの希望と予算で行う、一般にC工事と呼ばれる工事が特徴になります。
原状回復では、工事の見積もりを無料で行っている業者が多数ありますので、そのサービスを有効に使い、費用の比較、検討を行っていきましょう。
今回は原状回復の種類と特徴についてご説明しました。
原状回復といってもその数は多くあります。
原状回復の種類と特徴を理解した上で、業者に見積もりを見てもらい、トラブルをなるべく避けるようにしましょう。