「テナントを返却する際、色々な工事が必要になると聞くけれど、イマイチ工事の違いがわからない」という方も多いですよね。
今回はそんな方のために「原状回復工事」と「「内装解体工事」の違いについてお話ししたいと思います！

■原状回復工事とは
店舗や事務所などのテナント物件は、契約期間満了等の理由で退去する際に、テナント側が設置した設備などを取り除き、入居時の状態に戻して返却する義務があります。

そのために、内部造作を撤去し、壁や床などの修繕、水道、ガス、電気などの設備工事も行われます。
つまり、原状回復工事とは、退去する際に借りていたテナントを元の状態に戻すための工事を指します。

■内装解体工事
店舗や事務所などのテナント物件を借りた場合、借主側は建物内部の床や壁の仕上げ作業である「内装工事」を行って、空間をつくっていきます。
内装解体工事は、内装工事で作られた内装部分の解体作業と撤去作業を指し、原状回復工事の際に不要となるものを解体するものです。専門の解体業者に依頼するのが一般的と言われています！

9いかがでしたか？
内装解体工事は原状回復工事の一部となっているのですね！
テナントを返却する際は工事の種類をぜひ参考にしてみてくださいね。