A工事・B工事・C工事とは? それぞれの違いと役割を解説
2025/02/17
建築や内装解体の工事において、「A工事」「B工事」「C工事」という分類が使われることがあります。これらの分類は、特にオフィスビルや商業施設のテナント工事で重要となる概念で、どの範囲の工事を誰が負担するのかを明確にするために用いられます。今回は、それぞれの工事の違いや役割について解説します。
A工事とは?
A工事は、建物全体に関わる工事で、主にビルのオーナーや管理会社が発注し、費用を負担する工事です。ビル全体の安全性や構造に関わる部分が対象となり、テナントが個別に変更できないことが多いです。
【具体的な工事内容】
- 建物の躯体(構造)に関わる工事
- 主要設備(エレベーター、空調、給排水設備など)の設置・更新
- 外壁・共用部の改修や補修
- 防災設備(スプリンクラー、非常照明など)の設置
【特徴】
- ビルオーナーが主導する工事
- テナント側の要望では変更が難しい
- 建物の維持管理や安全性確保が目的
B工事とは?
B工事は、テナントが要望する工事でありながら、ビルオーナーが指定した業者が施工する工事です。費用はテナント側が負担することが一般的ですが、工事の内容や範囲はビル側のルールに従います。
【具体的な工事内容】
- 空調設備の追加や変更
- 照明設備の設置・変更
- 給排水設備の増設
- ビルの管理規約に基づく内装変更
【特徴】
- テナントの希望に基づくが、ビル側が業者を指定
- ビル全体の調和や設備の統一性を維持するための制約あり
- 費用はテナント負担
C工事とは?
C工事は、テナントが自由に業者を選定し、工事費用もテナントが負担する工事です。テナントが独自に内装デザインやレイアウトを決定できる範囲が対象となります。
【具体的な工事内容】
- 壁や床の仕上げ工事(クロス・フローリング・カーペットなど)
- 間仕切りやパーテーションの設置
- 造作家具の設置
- 照明・コンセントの増設(ビル側の許可が必要な場合あり)
【特徴】
- テナントが自由に設計・施工を決められる
- 工事業者もテナントが選定可能
- ビル管理規約に沿った範囲での施工が必要
A工事・B工事・C工事の違いをまとめると…
工事区分 | 発注者 | 費用負担者 | 施工業者の決定権 |
---|---|---|---|
A工事 | ビルオーナー | ビルオーナー | ビルオーナー |
B工事 | ビルオーナー(テナント要望) | テナント | ビルオーナーが指定 |
C工事 | テナント | テナント | テナントが自由に選定 |
まとめ:工事区分を理解し、スムーズなテナント工事を
A工事・B工事・C工事の区分をしっかり理解することで、テナントの移転や内装工事を円滑に進めることができます。特にB工事ではビル側の指定業者との調整が必要になるため、早めの確認が重要です。
テナント工事を検討されている方は、工事区分を把握した上で、スムーズな計画を立てることをおすすめします。
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