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内装解体の費用相場はいくら?原状回復で損しないための基礎知識とコスト削減術

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内装解体の費用相場はいくら?原状回復で損しないための基礎知識とコスト削減術

内装解体の費用相場はいくら?原状回復で損しないための基礎知識とコスト削減術

2025/12/272025/12/27

「退去するので原状回復が必要。でも“内装解体”って何をどこまで壊すの?いくらかかるの?」

 

店舗退去のタイミングで、ほぼ全員がここでつまずきます。


この記事では、 内装解体の定義→費用相場→見積もりの読み方→コストを抑える方法 まで、初めての人でも判断できるレベルでまとめます。

 

1. 内装解体とは?


内装解体とは、 建物の内部の間仕切りや表層の仕上げ材(石膏ボードやフローリングなど)や各種機器(厨房・空調設備など)を撤去する工事 を指します。

 

1-1. 退去時に混ざりやすい3つの工事(原状回復/内装解体/スケルトン)

現場では「内装解体」という言葉が幅広く使われ、次の3つが混ざりがちです。
ここを混同すると、見積もりも費用もブレます。

 

① 原状回復工事(=契約で定めた状態に戻す)

  • 例:壁材・床材を戻す/ビス穴補修/間仕切り撤去の一部…など
  • “どこまで戻すか”は賃貸借契約次第
    同じ「退去」でも戻す範囲が違えば金額は大きく変わります。

また、オフィスなどの原状回復工事では内装を撤去したあとに、塗装・クロス貼り・床材貼りなどの工事も必要になることがあります。

 

② 内装解体(部分解体を含む)

  • 例:カウンター撤去、間仕切り撤去、床だけ剥がす、天井だけ撤去…など
  • 必要範囲だけ壊すため、スケルトンより安く済みやすいのが特徴です。

 

③ スケルトン解体(=内装をほぼ全部撤去して柱・梁・床・天井の基本構造だけにする)

  • 例:天井・壁・床・設備配管まわりまで撤去し、コンクリート躯体が見える状態
  • 工事範囲が広い=費用が上がりやすい。契約が「スケルトン返し」指定だと必須になります。

 

1-2. 「どこまで壊すか」で費用が変わる理由

 

内装解体は、単純に面積だけで決まりません。

費用に直結するのは 「撤去するモノの量」「搬出しやすさ」 です。

  • 撤去物が多い:間仕切り、造作、床材、天井材、配線、設備…
  • 搬出が難しい:階段のみ、EV制限、搬出時間帯制限、車両停車位置が遠い…
  • 産廃が増える:分別が難しい、混合廃棄物が多い、重量物がある…

この条件が重なるほど、坪単価は上がります。

 

2. 内装解体の費用相場

2-1. ㎡単価の相場目安(坪単価は参考)

店舗の目安として、よく使われるレンジは次の通りです。

  • 内装解体:4,500〜18,000円/㎡(15,000〜60,000円/坪)
  • 原状回復:4,500〜20,000円/㎡(15,000〜66,000円/坪)
  • スケルトン解体:9,000〜20,000円/㎡(30,000〜66,000円/坪)

※あくまで目安。業態(飲食・美容・物販)や設備量、搬出条件で上下します。

2-2. 面積別の概算(10㎡・30㎡・50㎡・100㎡)

相場レンジ(内装解体 4,500〜18,000円/㎡)で単純計算すると、概算はこうなります。

  • 10㎡(約3.0坪)約45,000〜180,000円
  • 30㎡(約9.1坪)約135,000〜540,000円
  • 50㎡(約15.1坪)約225,000〜900,000円
  • 100㎡(約30.3坪)約450,000〜1,800,000円

 

 

2-3. 実際のお見積もり事例(見積もりの内訳)

 

内装解体の見積もりは主に以下で構成されます。

  1. 解体作業費(人工・手間)
  2. 養生費(共用部・床・エレベーター保護)
  3. 搬出・運搬費(搬出距離/階段作業/車両)
  4. 廃材処分費(産廃の種類・分別難易度で変動)
  5. 諸経費(現場管理・交通・夜間作業など)

 

特にブレやすいのが4廃材処分費です。分別しづらいほど上がりやすいです。

 

下記は実際のお見積もり事例となります。

 

店舗の内装解体工事(愛知県大府市)

 

工事内容 数量 単位 単価(円) 金額(円) 備考
間仕切り撤去 24.4 1,500 36,600  
外周壁撤去 68.8 1,300 89,440  
出入口ガラス扉撤去 1 箇所 3,000 3,000  
天井撤去(下地共) 34 1,600 54,400  
床材撤去(ケレン共) 34 1,500 51,000  
造作物撤去 1 6,000 6,000  
発生材積込み費 10.7 6,000 64,200  
発生材処分費 10.7 16,000 171,200  
発生材収集運搬費 2 20,000 40,000  
諸経費(8%) 1 41,267 41,267  
お値引き - - - -7,107  
小計 550,000  
合計金額(税込) 605,000  

 

店舗の内装解体工事(愛知県豊橋市)  

工事内容 数量 単位 単価(円) 金額(円) 備考
間仕切壁撤去 42.7 1,500 64,050  
壁 PBのみ撤去 87.4 1,300 113,620  
壁クロスめくり 61.4 500 30,700  
トイレ・キッチン撤去 1 10,000 10,000  
天井マーブルトン撤去(Cチャン残し) 110.5 1,400 154,700  
床 タイルカーペットめくり 104 400 41,600 接着剤剝離は別途
床 長尺めくり 6.5 700 4,550  
養生費 1 20,000 20,000 EV内壁床・搬出通路床養生
廃材搬出手間 16.5 12,000 198,000 3FからEV使用
処分費 16.5 15,000 247,500  
収集運搬費 4 23,000 92,000 2t車使用(4t不可)
諸経費(8%) 1 78,138 78,138  
お値引き       -4,858  
小計 1,050,000  
合計金額(税込) 1,155,000  

※上記の例はあくまで一つの目安であり、日中作業想定や階段付近想定など条件によって変動する場合がございますので実際の金額はお見積もりをお願いいたします。

 

2-4. 高くなりやすい店舗(飲食・美容など)の特徴

 

特に飲食店は上がりやすいです。理由は撤去対象が多いためです。

  • 厨房機器、グリストラップ、排気ダクト、排煙設備
  • 油汚れや防水施工で剥がしにくい床
  • 給排水・ガス・電気容量が大きい(止栓・撤去が増える)
  • 床のコンクリート除去(作業に手間を要します)

美容室・サロンも、給排水や設備が多いと上がります。

 

2-5. 追加費用が出やすい項目(要注意ポイント)

 

見積もり段階で「別途」になりやすい典型例です。

  • 残置物撤去(什器・在庫・ゴミ・冷蔵庫など)
  • 重量物(金庫・大型厨房機器・大型看板)
  • 夜間・休日作業(商業施設・駅ビルなど)
  • 搬出制限(エレベーター使用不可、時間帯制限)
  • 配管・止栓・切り回し
  • 石綿(アスベスト)関連の事前調査・対応

「追加費用が出た=悪」ではなく、 最初に条件を揃えればトラブルは激減します。

 

3. 内装解体のコストを抑える方法

値引き交渉より、工事条件を整えるほうが確実に下がります

 

3-1. まず契約書で「原状回復範囲」を確定する

 

コストが跳ねる最大原因は、 「本当は部分解体で良いのに、スケルトン相当で見積もっている」ことです。

確認すべき資料:

  • 賃貸借契約書
  • 特約(スケルトン返し指定、指定業者、工事時間帯など)
  • 入居時写真/図面/仕様書

ここが固まるだけで、不要な工事項目が落ちます。

 

3-2. 撤去範囲を図・写真で固定して見積もり精度を上げる

 

口頭だけは危険です。業者は安全側(広め)で見積もります。

おすすめは「撤去範囲を図や写真に明記する」ことです。

  • 図面に赤で「撤去」、青で「残す」
  • 写真に矢印で「ここ撤去」「これは残す」
  • 設備(エアコン・照明・ダクト)も残す/撤去を明記

これで相見積もりが“比較可能”になります。

 

3-3. 残置物をゼロにしてから見積もりを取る

 

残置物があると、

  • 分別・積み込みの手間が増える
  • 産廃が増える(しかも混合になりやすい)
  • 追加費用の温床になる

可能なら、不用品回収と内装解体を分ける(または自分で処分)だけで下がります。

 

3-4. 産廃処分(マニフェスト等)を確認してトラブル回避

 

見積書が「処分費一式」になっている場合は要注意。

  • 何を、どれだけ、どこへ運ぶのか
  • 分別の想定はどうか
  • 処分費の算定根拠はあるか

ここを詰めると、「後から高くなる」を減らせます。

 

3-5. 相見積もりは「同条件で2〜3社」が最適

 

相見積もりは“同条件”で揃えるほど効果が出ます。

コツ:

  • 撤去範囲図+写真+契約条件を全社に同じものを渡す
  • 「別途」条件(夜間、養生範囲、残置物)を揃える
  • 粒度が粗い会社(ほぼ“全部一式”)は比較しづらい

3-6. 搬出条件・作業時間帯を先に押さえて割増を防ぐ

 

商業施設・駅前物件は、

  • 搬出は深夜だけ
  • 養生必須
  • 車両の停車場所が遠い

などで人工が増えます。管理会社のルール確認が先です。

 

3-7. 法令・事前調査(石綿など)で“後出し高騰”を防ぐ

 

工事の規模や建物の年代によっては、事前調査や届出が必要なケースがあります。
ここを後回しにすると「工期が延びる→突貫で割高」になりやすいので、早めに確認しましょう。

 

4. よくある質問(退去時に詰まりやすいポイント)

 

Q1. 内装解体と原状回復の違いは?

  • 原状回復:契約で定めた状態に戻す(補修・復旧含む)
  • 内装解体:内装・造作・設備を撤去する(部分〜広範囲)
    契約が答えです。まず契約条件を固めるのが正解。

 

Q2. 坪単価で判断していい?

 

目安にはなりますが、飲食・美容など設備が多いと跳ねます。
坪単価は入口、最終は現地調査見積もりで判断しましょう。

 

Q3. 追加費用トラブルを防ぐには?

  • 撤去範囲を図で固定
  • 「別途条件」を契約前に潰す
  • 搬出条件・時間帯ルールを先に確認
  • 残置物をゼロに近づける
    これでトラブルの大半は防げます。

 

5. まとめ:相場より「条件整理」で費用は決まる

  • 内装解体は 4,500〜18,000円/㎡(15,000〜60,000円/坪)が目安
  • 費用は、原状回復範囲/設備量/搬出条件/産廃処分で大きく上下します
  • コスト削減の本命は、値引きよりも
    「契約の範囲確定」→「撤去範囲の可視化」→「残置物ゼロ」→「同条件で相見積もり」
  • 内装解体は専門的な知識と経験が必要な工事です。信頼できる業者を選び、納得のいく形で退去準備を進めていきましょう。

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MODEReNO ~原状回復・解体工事のモドリーノ~
住所: 愛知県尾張旭市下井町前の上1734

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