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整体院の原状回復費用はいくら?坪単価・㎡単価と業態特有の注意点を解説

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整体院の原状回復費用はいくら?坪単価・㎡単価と業態特有の注意点を解説

整体院の原状回復費用はいくら?坪単価・㎡単価と業態特有の注意点を解説

2026/07/272026/07/27

「閉院・移転が決まったけれど、整体院の原状回復にどのくらい費用がかかるのかわからない」

「施術ベッドや間仕切りはどこまで撤去すればいいの?」

——整体業界は競争が激しく、閉院・移転を検討するタイミングでこうした疑問を持つ院長・オーナーは少なくありません。

整体院の原状回復は、 施術ベッドや間仕切り・カーテンレール、収納棚、フローリング仕上げなど業態特有の造作 が費用を左右します。

契約書の内容を確認しないまま見積もりを受け取ると、想定より高い金額を提示されても適正かどうか判断できません。

本記事では、整体院の原状回復費用相場を㎡単価・坪単価で解説し、費用が変わる理由、契約書で確認すべきポイント、費用を抑えるコツをまとめました。

閉院・移転を検討している院長・オーナーはぜひ参考にしてください。

1. 整体院の原状回復とは?内装解体・スケルトン解体との違い

整体院の原状回復とは、契約で定めた「入居前の状態」に戻すために、 施術ベッド・間仕切り・カーテンレール・収納棚・床材・壁紙などの内装を撤去・復旧する工事 のことです。テナント退去や移転のタイミングで発生します。

見積もりを比較する際は、「内装解体」「スケルトン解体」「原状回復工事」を混同しないことが重要です。

契約書でどこまで戻す義務があるかによって、工事範囲と費用が大きく変わります。

用語 内容
内装解体 間仕切り・床材・造作など必要な範囲を撤去する工事。部分的な撤去も可能
スケルトン解体 内装・設備をほぼすべて撤去し、躯体が見える状態まで戻す工事
原状回復工事 契約で定めた「入居前の状態」に戻す工事。スケルトンにしてから内装を新設する場合もあり、 スケルトン解体より高額になることもある

※整体院は小規模テナントが多く、実際の金額は業態特有の要素や工事範囲によって変動します。

⚠️ 整体業界は競争が激しく、閉院・移転の判断を迫られやすい
整体・整骨院を含む療術業は出店が相次ぎ競争が激化しており、閉院・移転を検討する事業者が増えています。突然の退去判断に備え、原状回復の範囲と費用感を早めに把握しておくことが安心につながります。

2. 整体院の原状回復費用相場|㎡単価・坪単価

整体院は10〜25坪程度の小規模テナントで営業しているケースが多く、工事範囲によって費用は次のように変わります。

工事の種類 ㎡単価の目安 坪単価の目安 主な内容
内装解体(部分) 4,500〜12,000円 15,000〜40,000円 施術ベッド周りの造作・カーテンレールの間仕切り・床材など、必要な範囲のみを撤去する工事
スケルトン解体 8,000〜18,000円 26,000〜60,000円 施術ベッド・収納棚・給排水・電気設備をほぼすべて撤去し、躯体が見える状態まで戻す工事
原状回復工事 10,000〜30,000円 33,000〜99,000円 契約で定めた「入居前の状態」に戻す工事。入居時が居抜きだったかスケルトンだったかで戻す範囲が変わり、内装を新設する場合はさらに高額になる

※上記は一般的な内装解体の㎡単価・坪単価目安です(1坪≒3.3㎡で換算)。整体院は給排水設備の有無などによって、同じ坪数でも金額が変わります。

「見積もりが相場と合っているか確認したい」方へ

整体院・接骨院の内装解体・原状回復工事の無料見積もりを承っています。オーナーや管理会社からの請求額が相場と大きく乖離していないか、第三者目線での確認も可能です。お気軽にご相談ください。

3. 整体院の原状回復で確認すべき業態特有のポイント

整体院の原状回復費用は、次のような業態特有の要素によって変動します。見積もりの内容を精査する際の参考にしてください。

① 施術ベッド周りの造作

造り付けの施術台・カウンセリングブース・収納棚がある場合、 解体・撤去に加えて壁や床の補修が必要になる ことがあります。可動式の什器かどうかで撤去の手間が変わります。

② 個室・間仕切りカーテンレール

プライバシー確保のためのパーテーションやカーテンレールは、天井への固定方法によって 天井材の補修を伴う場合があります 。ビス跡・下地の傷みも確認が必要です。

③ 給排水設備の有無

足浴・ホットタオル用の給湯設備やシャワーを設置している場合、配管の撤去・原状復帰が必要になり、設備のない整体院より工事範囲が広がります。

④ 床材・防音材

フローリング調のクッションフロアや、防音・遮音のための下地を使っている場合、剥がし作業や下地補修に手間がかかります。

⑤ 空調・照明・音響設備

リラックス空間の演出のために増設した照明・音響設備は、電気配線の処理も含めて撤去が必要です。

📌 見積もりで確認すべき費用の内訳
  • 内装解体工事費(間仕切り・床材・造作の撤去)
  • 給排水設備の撤去・閉栓費用(該当する場合)
  • 養生費(共用部・エレベーターの保護)
  • 産業廃棄物の収集・運搬・処分費
  • 諸経費・現場管理費

「一式」でまとめられている見積もりは、内訳の提示を求めることをお勧めします。

4. 契約書の特約と退去前に確認すべきこと

テナント退去時の原状回復費用は、 「契約書でどこまで戻すか」によって大きく変わります。 事業用物件は住居用と異なり、通常損耗や経年劣化も借主負担となる特約が設けられているケースが一般的です。

特約 内容
スケルトン返し特約 退去時にスケルトン状態で返す義務が発生。内装・設備すべての撤去が必要
通常損耗補修特約 経年劣化・通常の使用による損耗も借主が費用負担する内容が定められる。特約の内容や合意の状況によっては、効力が争われる場合もある
指定業者特約 オーナー指定の業者しか使えず、費用の比較が難しい
✅ 退去前に確認すること
  • 契約書の原状回復条項・特約を読み返す
  • 入居時の状態を、書面や写真で確認する
  • オーナー・管理会社に、戻す範囲を書面で確認する
  • 指定業者がいる場合も、参考見積もりで金額の妥当性を確認する

5. 発注前に確認したい5つのポイント

① 工事範囲を明確にする

「内装解体」「スケルトン解体」「原状回復」のどれが必要なのかを契約書で確認し、業者に伝える工事範囲を明確にします。施術ベッドや什器を自分で運び出せるかどうかも確認しておきましょう。

② 同じ条件で複数社に見積もりを取る

撤去範囲・給排水の有無を明確にしたうえで、同じ条件で見積もりを比較することが重要です。 オーナー指定業者しか使えない場合でも、第三者の業者から参考見積もりを取ることで、請求額が相場と大きく乖離していないかを確認できます。

③ 什器・備品は事前に片付けておく

施術ベッドや棚などの残置物を業者に撤去してもらうと「残置物撤去費」が追加されます。 自分で運び出せるものは事前に片付けておくと費用を抑えられます 。買取業者への売却も検討しましょう。

④ 居抜き売却の可能性を確認する

次の借主が同業種であれば、内装や設備をそのまま引き継ぐ「居抜き売却」によって原状回復費用そのものが不要になる場合があります。退去まで時間がある場合は検討する価値があります。

⑤ アスベスト調査を事前に行う

アスベスト事前調査は築年を問わず、 すべての解体・改修工事で法律上の義務 です。

古い建物では、天井材や床材などにアスベスト含有建材が使われている可能性があるため、必要に応じて分析調査を行います。

6. 特に注意が必要なケース

⚠️ 見た目だけで判断できないケース
  • 給湯・シャワーなど給排水設備がある
  • 天井にカーテンレールや吊り下げ式の間仕切りが固定されている
  • 防音・遮音のための下地材が床や壁に使われている
  • ビル・商業施設内で、深夜・休日のみ作業可能な制約がある
  • 古い建物で、天井材・床材にアスベストが含まれる可能性がある

これらは現地調査をしないと正確な費用が算出できないため、見積もり時に現地確認を依頼しましょう。

7. 退去までの流れ

  1. 契約書の確認:原状回復の範囲・特約、退去予告期間を確認
  2. 現地調査・見積もり取得:複数業者に現地を見てもらい、給排水の有無を含めて見積もりを取る
  3. 居抜き売却の検討:次のテナントが見つかれば原状回復費用を抑えられる可能性がある
  4. 什器・備品の整理:自分で運び出せるものは事前に片付ける
  5. アスベスト事前調査:調査結果を踏まえて工事計画を立てる
  6. 原状回復工事・完了確認:契約書で定めた範囲まで工事を実施し、オーナー立会いのもと引き渡す

退去予告日から逆算し、アスベスト調査→什器整理・見積もり調整→工事着工→完了確認という流れを組むのが基本です。給排水設備がある場合は工事期間が長くなりやすいため、退去予告の2〜3か月前から動き始めると安心です。

8. よくある質問(FAQ)

Q. 整体院の原状回復費用はなぜ店舗によって差が大きいのですか?

A. 造り付けの施術台や個室の有無、給排水設備の有無によって撤去範囲が変わるためです。設備がシンプルな院は比較的安く抑えられますが、シャワーや給湯設備がある院は配管の撤去・原状復帰が必要になり費用が高くなります。

Q. 施術ベッドや棚は自分で処分してもいいですか?

A. 自分で搬出・処分することで、業者に依頼する残置物撤去費を抑えられます。状態の良い什器はリサイクル業者や同業者への売却で処分費用を相殺できる場合もあります。

Q. 居抜きでの売却は原状回復の代わりになりますか?

A. 次の借主が内装・設備を引き継ぐ形で合意できれば、原状回復工事そのものが不要になる場合があります。ただし、スケルトン返し特約がある場合はオーナーの承諾が必要です。

Q. オーナー指定の業者しか使えませんか?

A. 契約書に指定業者条項がある場合は、指定業者を使う必要があることがあります。ただし、別の業者から参考見積もりを取り、金額の妥当性を確認することは可能です。

Q. 退去日まで時間がないのですが、急ぎで対応してもらえますか?

A. 業者によっては急ぎ対応が可能ですが、アスベスト調査や給排水設備の撤去が必要な場合は、工程調整に時間がかかります。できるだけ早めに相談しましょう。

9. まとめ

✅ この記事のまとめ
  • 整体院の原状回復費用は、施術ベッド周りの造作・間仕切り・給排水設備の有無で変動する
  • 単価の目安は、㎡単価4,500〜30,000円、坪単価15,000〜99,000円程度
  • 費用を左右する主な要因は、造り付け施術台・個室間仕切り・給排水設備・床の防音材
  • 契約書の特約を退去前に必ず確認する
  • 什器の事前整理や居抜き売却で、原状回復費用を抑えられる可能性がある
  • 解体・改修工事の前には、アスベスト事前調査を行う

閉院・移転を検討している方は、まず契約書で「どこまで戻す必要があるか」を確認し、複数業者に同じ条件で見積もりを取ることから始めましょう。費用が適正かどうか不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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