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飲食店の原状回復費用相場はいくら?厨房・グリストラップ撤去まで解説

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飲食店の原状回復費用相場はいくら?厨房・グリストラップ撤去まで解説

飲食店の原状回復費用相場はいくら?厨房・グリストラップ撤去まで解説

2026/08/312026/09/01

「閉店・移転が決まったが、飲食店の原状回復費用はどのくらいかかるのだろう」

「厨房設備があるので、普通の店舗より高くなるのでは」

——飲食店の退去を控えたオーナー様から、こうした相談をよくいただきます。

飲食店は厨房設備・グリストラップ・排気ダクト・厨房土間など専門的な設備や施工が入っていることが、一般的な物販店舗の原状回復と大きく異なる点です。相場を知らずに見積もりを受け取ると、金額が適正かどうか判断がつきません。

本記事では、飲食店の原状回復費用相場を坪単価で解説し、厨房設備によって費用が変わる理由に加え、費用が大きく上がりやすい厨房土間コンクリートのハツリ工事、保健所・消防署への手続き、居抜き売却との関係、費用を抑えるコツまでまとめました。

閉店・移転を検討している方はぜひ参考にしてください。

1. 飲食店の原状回復とは?内装解体・スケルトン解体との違い

飲食店の原状回復とは、厨房設備・排気ダクト・グリストラップ・厨房土間・内装の床材や壁材・看板などを撤去し、契約で定めた状態に戻す工事のことです。

カフェ・喫茶店から居酒屋・焼肉店まで、業態や厨房の規模によって撤去範囲は大きく変わります。

見積もりを比較する際は、「内装解体」「スケルトン解体」「原状回復工事」を混同しないことが重要です。契約書でどこまで戻す義務があるかによって、必要な工事の範囲と費用が大きく変わります。

用語 内容
内装解体 厨房設備・床材・壁材・看板など必要な範囲を撤去する工事。部分的な撤去も可能
スケルトン解体 下地材・給排水配管・ダクト・電気配線を含め、内装・設備をほぼすべて撤去し躯体が見える状態まで戻す工事。内装解体より手間がかかる分、坪単価は内装解体より高くなるのが一般的
原状回復工事 契約で定めた「入居前の状態」に戻す工事。前テナントが飲食店だった居抜き物件かどうかで戻す範囲が変わり、スケルトン戻しが求められる場合はスケルトン解体より高額になるケースがある
⚠️ 飲食店は「厨房設備」と「厨房土間」で割高になりやすい
飲食店は、厨房の規模・グリストラップの大きさ・ダクトの本数に加え、厨房床に打ち増された土間コンクリートの範囲や厚みによっても、工事期間・費用が増加しやすくなります。厨房床のかさ上げ部分の撤去や、床下の給排水管・グリストラップの撤去など、原状回復の範囲によってはスケルトン返しでなくても土間のハツリ工事が発生します。事前の現地調査で撤去範囲を見極められれば、無駄な費用は防げます。

2. 飲食店の原状回復費用相場|坪単価・厨房の有無別の目安

飲食店の原状回復費用は、店舗全体の坪単価だけでなく「厨房の有無・規模」「グリストラップ・ダクトの数」「厨房土間コンクリートの撤去範囲」によっても大きく変動します。

店舗規模別の総額目安

店舗規模 総額の目安 特徴
小規模(10坪程度・カフェ/軽食、厨房設備が簡易なもの) 50万円〜150万円 厨房設備が少なく、内装解体のみであれば比較的抑えられる
中規模(20〜30坪程度・一般的な飲食店、本格的な厨房あり) 150万円〜400万円 グリストラップ・ダクトに加え、厨房土間のハツリが必要になると費用が上がりやすい
大規模(50坪以上・居酒屋・焼肉店等、大型厨房) 400万円〜 大型厨房では土間コンクリートの範囲・厚み、ダクト本数、グリストラップの大きさにより変動幅が大きい

厨房設備・什器の扱いについて

飲食店の原状回復で見落とされやすいのが、グリストラップ・排気ダクト内部の油汚れの清掃・処分に加え、厨房土間コンクリートのハツリ・搬出・処分が別途費用として発生しやすいという点です。また厨房機器の多くはリース契約であることも多く、解体業者による廃棄物処分ではなくリース会社への返却が必要になるケースがあります。

設備 扱いの目安
グリストラップ 内部の油分・汚泥を適正処理したうえで撤去。清掃状態によって追加費用が発生することがある。事前に状態を確認しておけば、追加費用の発生を最小限に抑えられます
排気ダクト・換気扇 ダクト内部の油汚れの清掃・撤去。天井裏を通る場合は撤去範囲が広がりやすい。現地調査の段階でダクトのルートを確認しておくことが、費用を抑える鍵になります
厨房土間コンクリート 厨房床のかさ上げ部分を撤去する場合や、床下の給排水管・グリストラップを撤去する場合など、原状回復の範囲によってはハツリ撤去が必要になることがあります。スケルトン返しでは広範囲になるケースもあります。コンクリートの厚み・範囲、床下配管の状況によって費用差が大きいため、現地調査で確認しておくことが重要です
厨房機器(コンロ・冷蔵庫・製氷機等) リース契約であれば返却、所有物であれば産業廃棄物として処分または買取査定
テーブル・椅子・什器 産業廃棄物として処分。状態が良ければ買取・リユースの対象になることも
看板・外装・電飾サイン 電気配線の処理が必要。撤去費用に含めて見積もりを取る

※契約中のリース機器を誤って解体業者が処分してしまうと、リース会社への損害賠償が発生する場合があります。解体前に必ずリース契約の有無と返却条件を確認してください。

厨房機器の処分・買取もまとめてご相談いただけます
モドリーノでは、コンロ・冷蔵庫・製氷機など厨房機器の買取・処分業者の手配もワンストップで対応可能です。什器の搬出とあわせてご相談ください。

3. 飲食店の原状回復費用が変わる業態特有の理由

飲食店の原状回復費用は、他の業態と異なる要因で変動します。見積もりの内容を精査する際の参考にしてください。

① グリストラップ・厨房排水設備の撤去

厨房には油分を含む排水を処理するグリストラップ、専用の排水配管が設置されています。内部の清掃・適正処理を行ったうえでの撤去が必要なため、一般的な排水設備の撤去より手間がかかります。

② 排気ダクト・換気設備の撤去

天井裏を通る排気ダクトは油汚れが付着していることが多く、撤去だけでなく内部洗浄・産業廃棄物としての処理区分の確認が必要です。ダクトの本数・距離が長いほど工事範囲が広がります。

③ 厨房土間コンクリートのハツリ工事

飲食店の厨房では、給排水管やグリストラップを床下に通すため、既存床の上にコンクリートを打ち増して厨房床をつくっているケースがあります。厨房床のかさ上げ部分を撤去する場合や、床下の給排水管・グリストラップを撤去する場合など、原状回復の範囲によっては、この土間コンクリートを削り取る「ハツリ工事」が必要になります。スケルトン返しでは、より広い範囲のハツリが必要になるケースがあります。

ハツリ工事は、コンクリートを壊す作業だけでなく、発生したコンクリートガラの搬出・処分、床下の給排水管の撤去、騒音・振動への配慮なども必要になるため、飲食店の原状回復費用を大きく押し上げる要因のひとつです。厨房面積が広い、土間が厚い、搬出条件が悪いといった条件が重なるほど費用は上がりやすくなります。

内装を解体して初めて土間の厚みや床下配管の状況が分かることもあります。見積もりの段階で「厨房土間のハツリが含まれているか」「どの範囲まで撤去する想定か」を確認しておくと、工事後の追加費用を抑えやすくなります。

⚠️ 土間ハツリは見積金額が大きく変わりやすいポイント
ハツリ工事はスケルトン返しに限らず、厨房床や床下設備を撤去・復旧する原状回復でも発生することがあります。特に撤去範囲が広い場合は、原状回復費用が大幅に上がることがあります。「一式」の見積もりではなく、ハツリ範囲・厚みの想定・コンクリートガラの処分まで含まれているかを確認しておくと安心です。

④ 防水・防火仕様の床材・壁材

厨房エリアは防水パン・防火仕様の壁材・不燃材の天井など、一般的な内装より施工基準の高い建材が使われていることが多く、撤去・処分の手間が増えます。建材の種類によって処分方法が変わるため、事前確認をしておくと工事がスムーズです。

⑤ 看板・外装・電飾サインの撤去

路面店の場合、看板・電飾サイン・庇(ひさし)などの外装部分も原状回復の対象になることがあります。電気配線の処理や高所作業が必要な場合、別途費用が発生します。配線処理を含めた事前確認があれば、当日の追加費用に驚くことは減らせます。

⑥ 空調・電気容量(厨房機器用の特殊配線)

厨房機器は一般的な店舗より大きな電気容量・専用配線を必要とすることが多く、電気設備の撤去・配線処理には専門業者との連携が必要です。電気工事業者との調整を含めて一括で進められると、日程も費用もまとめやすくなります。

⑦ 居抜き売却の可能性

次の借主が飲食店であれば、厨房設備をそのまま引き継ぐ「居抜き売却」によって原状回復費用そのものを抑えられる場合があります。飲食店は特に居抜き需要が高い業態のため、退去まで時間がある場合は検討する価値があります。

📌 見積もりで確認すべき費用の内訳
  • 内装解体工事費(厨房設備・床材・壁材・看板の撤去)
  • グリストラップ・排気ダクトの清掃・処分費
  • 厨房土間コンクリートのハツリ・コンクリートガラの搬出処分費
  • 養生費(共用部・搬出経路の保護)
  • 給排水設備・空調設備の撤去、電気設備の配線処理費
  • 諸経費・現場管理費

「一式」でまとめられている見積もりは、内訳の提示を求めることをお勧めします。

4. 原状回復費用と契約書の確認ポイント

テナント退去時に発生する「原状回復費用」と「内装解体」「スケルトン解体」は混同されやすいですが、範囲が異なります。どれがどのくらいかかるのかを理解しておくことで、退去時のトラブルを防げます。

原状回復費用の考え方

原状回復工事の費用は、「契約書でどこまで戻すか」によって大きく変わります。「スケルトン返し」が求められる場合と、入居時の状態に戻せばよい場合とでは、工事範囲・費用が数倍変わることもあります。

また、契約書の特約の内容によっても費用が変わります。

費用を左右する「契約書の特約」

事業用物件の原状回復では、契約書の特約内容が費用負担の範囲を決定します。特約の解釈次第で費用負担の範囲が大きく変わるため、契約書は工事前に必ず確認しておきたいところです。

よく問題になる特約は次のとおりです。

  • スケルトン返し特約:退去時にスケルトン状態で返す義務が発生
  • 指定業者特約:オーナー指定の業者しか使えず、費用の比較が難しい
  • 全額借主負担特約:経年劣化・通常損耗分も借主が負担
✅ 退去前に確認すること
  • 契約書の原状回復条項・特約を読み返す
  • 入居時の状態(居抜きかスケルトンか)を書面や写真で確認する
  • オーナー・管理会社に「どの範囲まで戻せばよいか」を書面で確認する
  • 厨房機器のリース契約の残期間・返却条件を確認する
  • 指定業者がいる場合も、相見積もりを取って金額の妥当性を確認する
【モドリーノの契約サポート・交渉フォロー】
「どこまで戻す必要があるのか」「指定業者の見積もりが高すぎる」といったお悩みに対し、モドリーノでは賃貸借契約書の精査から、ビルオーナー様・管理会社様との範囲交渉の打ち合わせまで同席・代行いたします。過剰な復旧工事を防ぎ、費用負担を抑える交渉をサポートします。

5. 発注前に確認したい5つのポイント

① 工事範囲を明確にする

「内装解体」「スケルトン解体」「原状回復」のどれが必要なのかを契約書で確認し、業者に伝える工事範囲を明確にします。厨房設備・グリストラップの規模に加え、厨房床の高さや土間コンクリートをどこまで撤去するかも事前にすり合わせておきましょう。

② 同じ条件で複数社に見積もりを取る

撤去範囲・厨房設備の規模を明確にしたうえで、同じ条件で見積もりを比較することが重要です。オーナー指定業者しか使えない場合でも、第三者の業者から参考見積もりを取ることで、請求額が相場と大きく乖離していないかを確認できます。

③ 厨房機器のリース契約を先に整理する

厨房機器がリース契約かどうかを確認し、解体着工前にリース会社へ返却スケジュールを連絡しておくことで、工事日程との調整がスムーズになります。

④ 居抜き売却の可能性を確認する

次の借主が同業種(飲食店)であれば、厨房設備や内装をそのまま引き継ぐ「居抜き売却」によって原状回復費用そのものが不要になる場合があります。退去まで時間がある場合は検討する価値があります。

⑤ アスベスト調査を事前に行う

アスベスト事前調査は築年を問わずすべての解体・改修工事で法律上の義務です。特に2006年9月以前に建てられた建物は、天井裏・ダクト周辺・床下地にアスベスト含有建材が使われている可能性があるため、事前調査をする必要があります。

モドリーノでは

モドリーノでは、居抜き売却の打ち合わせ・交渉に同席し、譲渡と解体を組み合わせた最適なプランをご提案します。居抜きが成立すれば、解体費用を大幅に抑えることも可能です。

また現地調査のタイミングでアスベスト調査も同時に実施できるため、別業者への二度手間がありません。

6. 特に注意が必要なケース

以下のようなケースでは、通常より工事内容が複雑になり、事前の確認・専門業者への相談が特に重要になります。

⚠️ 見た目だけで判断できないケース
  • 厨房が大きく、グリストラップ・排気ダクトの撤去箇所が多岐にわたる
  • 厨房床に土間コンクリートが打ち増されており、床下設備の撤去や床レベルの復旧に伴って広範囲のハツリが必要になる
  • 深夜営業・立地の制約で搬出経路や作業時間に制限がある
  • 厨房機器の一部がリース契約になっている
  • テナントビル内で共用部の養生・エレベーターのサイズ制限がある
  • 2006年9月より前に建てられた建物で、天井材・ダクト周辺にアスベストが含まれる可能性がある

これらは現地調査をしないと正確な費用が算出できないため、見積もり時に現地確認を依頼しましょう。特殊な条件が重なるケースほど、経験豊富な業者に早めに相談することが安心につながります。

7. 退去・閉店までの流れ

  1. 契約書の確認:原状回復の範囲・特約、退去予告期間を確認
  2. 厨房機器のリース会社への連絡:返却対象の機器と返却スケジュールを確認
  3. 現地調査・見積もり取得:複数業者に現地を見てもらい、厨房設備の規模だけでなく、厨房床の高さ・土間コンクリートの有無や想定撤去範囲を踏まえた見積もりを取る
  4. アスベスト事前調査:該当する建物は調査結果を踏まえて工事計画を立てる
  5. 解体・原状回復工事:契約書で定めた範囲まで工事を実施
  6. 完了確認・オーナー立会い:原状回復が契約どおり完了しているか確認して引き渡し

退去予告日から逆算し、アスベスト調査(1〜3週間)→厨房機器のリース返却・見積もり調整→工事着工→完了確認、という流れを組むのが基本です。厨房設備の規模が大きい店舗は工事期間が長くなりやすいため、退去予告の3〜4か月前から動き始めると安心です。

飲食店の閉店・移転では、解体・原状回復工事とあわせて行政手続きも必要になります。届出を忘れると罰則の対象になる場合があるため、早めに確認しておきましょう。

手続き 内容
保健所への「飲食店営業許可」廃止届 廃業(閉店)から原則10日以内に、営業許可を受けた保健所へ届け出る
消防署への「防火対象物使用廃止届」 用途変更・使用廃止にあたる場合、管轄消防署へ届け出が必要になることがある
食品衛生責任者に関する手続き 別店舗で営業を継続する場合は、新店舗側での選任状況を確認しておく

※行政手続きの要否・提出期限は自治体・管轄消防署により異なります。詳細は必ず届出先の保健所・消防署にご確認ください。

9. よくある質問(FAQ)

Q. 厨房機器は解体業者に処分してもらってよいですか?

A. 厨房機器の一部はリース契約となっていることが多く、解体業者による処分ではなくリース会社への返却が必要な場合があります。誤って処分するとリース会社への損害賠償につながる可能性があるため、契約内容を事前に確認してください。

Q. アスベスト調査は別に頼む必要がありますか?

A. 建物の築年によっては必要になる場合があります。現地調査と同時に実施できると、別業者への手配の手間を省けます。

Q. 飲食店の原状回復費用はなぜ店舗によって差が大きいのですか?

A. 厨房設備が簡易なカフェ・軽食店は比較的安く抑えられますが、グリストラップ・排気ダクトが大型の居酒屋や焼肉店などは撤去箇所が増えます。さらに、厨房床のかさ上げ部分や床下設備の撤去に伴って厨房土間コンクリートのハツリが必要になると、コンクリートガラの搬出・処分なども加わり費用が大きく上がることがあります。スケルトン返しでは広範囲になるケースもあります。坪単価だけでなく厨房の規模と土間の状況を含めた総額で比較することが重要です。

Q. 厨房の土間コンクリートは必ずハツリ撤去する必要がありますか?

A. 必ずではありません。原状回復でどの状態まで戻す必要があるかは賃貸借契約や入居時の状態によって異なります。ただし、厨房床のかさ上げ部分を撤去する場合や、床下の給排水管・グリストラップを撤去する場合などは、スケルトン返しでなくても厨房土間のハツリ工事が必要になることがあります。スケルトン返しでは、入居前の床レベルまで戻すため、より広範囲の撤去が必要になるケースがあります。見積もり前に契約内容と現地の床レベルを確認しておくことが大切です。

Q. グリストラップの清掃・撤去は自分で行ってもよいですか?

A. グリストラップ内部の油分・汚泥は産業廃棄物としての適正処理が必要なため、専門業者への依頼をお勧めします。処理を怠ると排水管の詰まりや悪臭の原因になることもあります。

Q. 居抜きでの売却は原状回復の代わりになりますか?

A. 次の借主が厨房設備を引き継ぐ形で合意できれば、原状回復工事そのものが不要になる場合があります。ただし契約書にスケルトン返し特約がある場合はオーナーの承諾が必要なため、事前に確認しましょう。

Q. 退去日まで時間がないのですが、急ぎで対応してもらえますか?

A. 業者によっては急ぎ対応が可能な場合もありますが、アスベスト調査が必要な建物は調査だけで1〜3週間かかります。厨房機器のリース返却の調整にも時間を要するため、できるだけ早めにご相談いただくことをお勧めします。

Q. 保健所・消防署への届出はどちらが先ですか?

A. 明確な順序が定められているわけではありませんが、廃業日が確定した時点で早めに両方へ相談することをお勧めします。届出の要否・期限は自治体・管轄消防署により異なるため、事前に確認しておくとスムーズです。

10. まとめ

飲食店の原状回復費用について、まとめます。

✅ この記事のまとめ
  • 飲食店の原状回復費用は「厨房設備の有無・規模」によって大きく変わることを理解しておく
  • 総額の目安:小規模50万〜150万円、中規模150万〜400万円、大規模400万円〜(厨房設備の規模により変動)
  • スケルトン戻し特約がある場合はさらに高額になりやすい
  • 費用が変動する主な要因:グリストラップ・排気ダクト・厨房土間コンクリートのハツリ・防水防火仕様の建材・看板外装・電気容量・居抜き売却の可能性
  • 厨房土間のハツリはスケルトン返しに限らず発生することがあり、範囲が広いと費用が大幅に上がりやすいため、見積もり段階で撤去範囲を確認する
  • 厨房機器はリース契約であることが多く、解体費とは別にリース会社への返却手続きが必要
  • 保健所への営業許可廃止届、消防署への防火対象物使用廃止届も忘れずに
  • 2006年9月以前の建物は事前のアスベスト調査が必須。早めに着手を

閉店・移転を検討している方は、まず契約書で「どこまで戻す必要があるか」を確認し、厨房機器の返却手続きと解体工事のスケジュールを並行して進めましょう。特に厨房がある店舗では、見積書に「土間ハツリ」が含まれているか、どの範囲まで想定されているかを確認することが重要です。見積もりの内容や原状回復範囲の判断が難しい場合は、現地調査の段階で専門業者に相談しておくと、退去直前の追加費用や工期のずれを防ぎやすくなります。

飲食店の原状回復費用が気になる方へ

株式会社モドリーノでは、工事そのものはもちろん、「厨房機器の買取手配」「契約交渉」「居抜き打ち合わせへの同席」「アスベスト調査の一括対応」まで、徹底してお客様の立場に立ったフォローをお約束します。

「忙しくて何から手を付ければいいかわからない」「まずは相談だけしたい」というオーナー様・ご担当者様もぜひお気軽にモドリーノへお任せください。

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MODEReNO ~原状回復・解体工事のモドリーノ~
住所: 愛知県尾張旭市下井町前の上1734

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